2017年 6月 6日
2月に製紙各社の値上げ発表があり、5月中旬以降値上げ
交渉が本格化していることから全印工連と印刷工業会は
連携して日本印刷産業連合会(日印産連)に製紙業界への
対応を求めました。
これについて、日印産連は所属10団体との連名で
6月5日に日本製紙連合会に対し反対声明を提出しました
ことをご報告いたします。
反対声明では
1.用紙の値上りが得意先の紙離れ・電子媒体への移行に拍車をかけ、
結果として印刷・情報用紙の内需及び印刷需要を大きく減少させる
2.これ以上の加速的なマーケットのシュリンクによる紙の使用量の
減少は、製紙業界にとっても、印刷産業界にとっても価格改定で挽回
出来ない程のダメージになりかねない。
3.同品種の巻取りと平判の非合理な価格差も拡がっている
としています。